平成23年度 第3回目のボランティア勉強会
[講演テーマ:災害時の外国人支援について]
※災害ボランティアネットワーク桐生さんと共催
|
地域には外国人の方々が大勢住んでいますが、必ずしも日本語の理解が十分な方ばかりではなく、災害が起こると必要な支援が受けられない恐れがあります。 特に避難所などでは、ことばや文化の違いから必要な情報が伝わらなかったり、宗教上炊き出しの食事が食べられなかったりすることも考えられます。
では、地域住民の一員である外国人住民を災害弱者にしないためにはどういう取り組みが必要なのでしょうか。
当日は災害発生時に外国人の皆さんがどのようなことを不安に思い、どういった支援を必要とするのか、万が一の場合に備え平常時に取り組んでおくべきことなどを、実際のエピソードなどを交えながらお話しいただきました。
なお、本事業は、(財)自治体国際化協会の地域国際化推進アドバイザー派遣制度を利用させていただき、講師を派遣していただきました。
|
と き
|
平成24年2月12日(日)午後1時30分〜3時30分
|
会 場
|
桐生市総合福祉センター3F 302会議室(旧南中学校跡)
|
参加者
|
当協会の災害時外国人支援ボランティア、災害ボランティアネットワーク桐生メンバー等20人
|
内 容
|
◎災害時に外国人が直面するカベ
→こどばの壁/制度の壁/こころの壁
◎多言語支援センターの役割
→外国人被災者に安心を届ける/母国語による情報提供/ニーズの把握/避難所の巡回/文化の通訳
◎東日本大震災多言語支援センター設置までの経過
◎多言語支援センター茨城の具体的な活動
◎災害時の支援における三角ネット
→コーディネート/在住外国人/現地の支援者
◎船橋市での災害時外国人サポーター研修と避難所宿泊訓練について
|
講 師
|
多文化共生マネージャー 高橋伸行さん
(船橋市役所児童家庭課係長/NPO多文化共生マネージャー全国協議会理事)
|
参加費
|
無料
|